はじめに

宅浪で九州工業大学に合格した僕が、共通テスト対策について体験談をベースにまとめます。
現役時代はE判定、共通テスト本番でも思うような点数が取れず全落ち。しかし宅浪1年を経て、共通テストで大きく点を伸ばし、第一志望に合格できました。
この記事では、「九工大合格に必要な共通テストの点数」「宅浪でも十分戦える勉強法」 を紹介します。
現役と浪人の点数比較
まずは実際の点数を見てもらった方が分かりやすいと思います。
| 科目 | 現役 (2022) | 浪人 (2023) | 差 |
|---|---|---|---|
| 英語R | 50 | 50 | ±0 |
| 英語L | 45 | 79 | +34 |
| 現代文 | 56 | 81 | +25 |
| 古文 | 12 | 21 | +9 |
| 漢文 | 34 | 26 | -8 |
| 数学IA | 42 | 65 | +23 |
| 数学IIB | 30 | 65 | +35 |
| 地理B | 57 | 54 | -3 |
| 物理 | 52 | 73 | +21 |
| 化学 | 37 | 43 | +6 |
| 合計 | 413点 | 557点 | +144 |
グラフにすると、伸び方が一目で分かります。

特に英語リスニング・数学・物理の伸びが大きく、逆転合格に直結しました。
九工大合格に必要な点数の目安

九州工業大学は共通テスト重視の傾向があるわけではなく、6割前後あれば十分勝負できる大学です。
僕の場合、最終的に557点(約62%)で合格しました。
👉 つまり「9割を目指す超難関校向けの勉強」ではなく、7割を確実に取る勉強に徹することが大切です。
宅浪でもできる!共通テスト対策のポイント

1. 英語(特にリスニング)
- 毎日短時間でもリスニングに触れる
- 英検にチャレンジする
- 共通テストはスピード感が命。過去問と予想問題で形式に慣れる
- 音読やシャドーイングも効果的
2. 数学(IA・IIB)
- 「良問の風」「セミナー物理」など、基礎〜標準の演習を繰り返す
- 共通テストレベルを徹底的に固める(難問対策は不要)
- 計算スピードとケアレスミス対策が得点アップのカギ
3. 国語
- 古文・漢文は短期間で底上げできる科目
- 「きめる!共通テスト現代文」や、簡単な古文単語帳を使うと効率的
- 文章量に慣れるため、模試や過去問演習を積極的に解く
4. 理科・地理
- 「地理は安定科目」と割り切って復習中心
- 物理・化学は標準問題集を一通り解き、基礎の徹底を優先
宅浪だからできた勉強の工夫

- 自分に合った教材を選べたこと(予備校のオーバーワークがなかった)
- 自習室を活用して1日10時間ペースを維持
- 家族との会話でストレスをためすぎないようにした
まとめ
- 九工大なら共通テストで6割以上あれば十分合格可能
- 宅浪でもスタディサプリ+参考書で十分戦える
- 英語リスニング・数学・物理を重点的に伸ばせば逆転できる
僕の体験が、これから宅浪を考える人・共通テスト対策を始める人の参考になれば嬉しいです。

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