宅浪にかかった21万円、内訳を公開します

「宅浪って本当に安いの?」「お金がかからない分、教材や模試はどうしてるの?」
私自身も浪人を決めたときに一番気になったのが「費用」でした。

結果から言うと、私の宅浪にかかった費用は 約21万円
予備校に通うと100万円以上はかかることを考えると、かなりコストを抑えられました。
今回は私の実体験をもとに、宅浪の費用内訳をすべて公開します。

宅浪にかかった総額は約21万円

1年間で実際に使ったお金は 211,500円(≒21万円) です。
宅浪は「とにかく安い」と言われますが、ざっとグラフにまとめるとこんな感じ。

実際の内訳を見てみると、思ったよりもしっかりお金はかかっていました。

これから宅浪を考えている受験生やその親御さんが損をしないように!今から費用の内訳を詳しく解説していきたいと思います。

宅浪にかかった費用の内訳を示した円グラフ。自習室代、参考書代、共通テスト対策、スタディサプリ、模試代の割合を表示。

費用の内訳を詳しく解説

自習室代(勉強カフェ博多)

私は自宅では集中できなかったので、「勉強カフェ」という自習室を利用しました。
1か月あたり1万円で、年間12万円。
ここに毎日通ったことで、規則正しい生活リズムができ、勉強に専念できました。

私は、平日の朝の10時から22時までを自習室で過ごしていました。

目指せ1日10時間勉強!

👉 宅浪といっても「自習室代」は必要経費です。

宅浪で逆転合格!現役E判定から九州工業大学に合格した勉強法と生活


参考書代

高校(筑紫高校)で配られた教材を中心に使いつつ、自分で必要な参考書を7冊ほど購入しました。
合計で 2万円以下

さらに、共通テスト用に赤本や予想問題集をそろえて 1万円 追加。

👉 「宅浪は教材を全部自分で選べる」というのがメリットでした。

実際に宅浪で死ぬほど使った参考書5選


スタディサプリ

予備校に通わず、映像授業は「スタディサプリ」を4か月だけ利用しました。
月額2,178円 × 4か月 = 約8,700円

👉 予備校に行かなくても、スタサプで十分に授業の補強はできました。コスパは抜群です。


模試代(河合塾 全6回)

宅浪中に模試を6回受験しました。すべて リスニングあり・公開会場実施 です。

時期模試名料金
第1回 全統共通テスト模試8,800円
第2回 全統共通テスト模試8,800円
夏〜秋第2回 全統記述模試8,800円
第3回 全統共通テスト模試8,800円
秋〜冬第3回 全統記述模試8,800円
冬(直前期)全統プレ共通テスト8,800円

合計:52,800円

👉 模試は少し高いですが、宅浪にとって「実力を測れる数少ない機会」なので、必要な投資でした。


宅浪費用のメリット・デメリット

メリット

  • 予備校に比べて圧倒的に安い(1/5以下)
  • 自分に必要な教材だけを買える
  • 自習室など環境を自由に選べる

デメリット

  • 教材や模試の手配を自分でやる必要がある
  • 模試代は意外と高くつく
  • 情報は自分から取りに行かないと不足しがち

まとめ:宅浪は予備校の1/5以下の費用で可能

私の場合、宅浪1年でかかった費用は 約21万円
これは予備校に通う場合の1/5以下です。グラフで見るとお得感すごいですね。

宅浪と予備校の費用を比較した棒グラフ。宅浪は約21万円、予備校は100万円程度。

費用を抑えられたことで、親への負担も少なく、自分も「限られたリソースでやるぞ」という気持ちを持って勉強に集中できました。

宅浪は経済的にはメリットが大きいですが、その分「自己管理」と「情報収集力」が求められます。
「予備校に通うか宅浪するか」で悩んでいる人は、ぜひ費用面も参考にして、自分に合った道を選んでみてください。

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